出不精日記

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カテゴリ:塩野七生さんの本( 4 )

やっぱりでるのか 今さらいちろー

 いまおやすみ前の読書に塩野七生さんの「日本人へ 国家と歴史篇」を読んでいるのですが、民主党のあの3人を評して「行かず後家御三家」と書いてあったのには、思わず笑ってしまいました。


 文章は安倍首相の時代に書かれたので、すでに二人は「行かず後家」じゃないのだけれども、小沢さんが勝ったら3人とも「行かず後家」じゃなくなるのかなぁ。


 でも、3人が首相になったとしてもなんだか「行かず後家」のイメージがぴったり、なんて己を笑うようなことを言っていいのか、わたしC:。ミ


 


 いやだけど小沢さんみたいに疑惑のオンパレードみたいな人が、なんで支持されて党首選に出られるのか、まったくわからないな。


 自民党の金権政治をさんざんののしっていたんではなかったっけ、民主党。


 


 うちわの争いより経済対策を何とかしてくださいよ。


 


 わたしが勤めている会社は、中小どころか極小会社だけど一応輸出もしているので、円高は困ります。


 ボーナスがいつからでてないのか、忘れてしまった。


 「生活が第一」はどうなったのでしょうか。


 「生活が第一」は国会議員の自分たちの生活ことで、国民のことじゃなかったのかな。


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by sacchyant | 2010-08-26 23:46 | 塩野七生さんの本 | Comments(2)

賢帝の世紀 ローマ人の物語Ⅸ 塩野七生作

 「ローマ人の物語」は全15巻で、塩野さんは1992年から2006年にわたってローマ帝国の歴史を書かかれました。「賢帝の世紀」はその9巻目で、五賢帝のうちのトライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの三人の皇帝についての本です。



 まだ読んでいる途中でやっと「皇帝ハドリアヌス」の章ですが、「三つの皇帝の責務」という言葉がたびたび出てきました。

 それは「一に安全保障、二に属州の統治、三に帝国全域のインフラ整備」



 「安全保障」とは、広辞苑によると「外部からの侵略に対して国家および国民の安全を保障すること」



 三の「帝国全域のインフラ整備」ですが、数年前に先に10巻目の「すべての道はローマに通ず」を読んだ記憶では、アッピア街道を始めとするローマの街道は、広大な帝国のどこへでもすぐに軍隊を送られるようにするためのものでした。

 インフラは街道だけではないですが、インフラの整備も安全保障のためだったといえます。



 「ローマ人の物語」は、約2000年前の歴史物語ですが、現代の私たちが読んでも興味深く考えさせられることが多いです。



 それで、北朝鮮による日本人の拉致問題ですが、きょう北朝鮮が再調査を約束し日本は経済制裁を一部解除する方針だそうです。

 再調査しましたが、やはり拉致被害者はいませんでした、となるのは大いにある得ることで、そうそうに経済制裁を一部にしても解除してしまっていいのでしょうか。

 国民の安全を守れなくて、国家の存在意義はあるのでしょうか。

 安全保障より先に、ほかの何かをおいている、考えている政治家が多すぎませんか。





 ついでですが、ローマ帝国の皇帝というとすごい権力者で、悪名高い皇帝ネロのように何でもやりたい放題ができるという印象です。

 でも、皇帝に就任するには元老院の承認が必要で、元老院を敵に廻して暗殺・記録抹殺刑になった皇帝もいました。そしてやっぱり国民の支持も無いといけなかったのです。





賢帝の世紀 ローマ人の物語Ⅸ 塩野七生作・新潮社

 


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by sacchyant | 2008-06-13 23:34 | 塩野七生さんの本 | Comments(6)

塩野七生さんが各国首脳についてコメント

 今朝、作家の塩野七生さんがフジテレビの「報道2001」に出演して、各国の首脳についてコメントしていました。



 あまり当てにならない私の記憶ですが、まずイギリスのブレア首相については「何事にも一生懸命で説得力がある」

 うんうん。説得力があるという点について、私もそう思っていました。

 はじめてテレビでブレアさんを見たのは、ダイアナ妃の葬儀の中継で、そのとき「おっ!誰?誰?男前ぇ~(すいませんミーハーで)」と思い、声も良いので追悼演説に聞きほれました。

 それ以来ですかね。ブレアさんて説得力があるなぁと思ったのは。ニュースで見るたびに英語は分からないけれど説得されてしまいそうでした。



 ブッシュ米大統領については「何か間違えたりしたときに、ちょっと恥ずかしそうにするところが母性本能をくすぐる。つまり男の可愛げがある」と塩野さんらしいコメント。



 そのほかサルコジ氏が大統領に選ばれた理由などを話されましたが、日本の政治家について個人的に知らないと前置きしつつ、小泉前総理大臣がヨーロッパでは評価が高いのは優先順位がはっきりしていたからだとか。



 安倍総理大臣については「真面目そうな方。しかし男として魅力があるかはどうかは昭恵夫人に聞いてみなくては分からない」とこれまた塩野さんらしいコメント。



 昭恵夫人といえば、先週の12日の土曜日に香川に来県されました。

 大島青松園という国立ハンセン病療養所に沢知恵さんのコンサートがあり、それに来られたようです。ジーンズという今までの総理夫人イメージからは遠い服装で、写真撮影に気軽に応じ気さくな方のようです。

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by sacchyant | 2007-05-20 23:45 | 塩野七生さんの本 | Comments(0)

今さらながら世界史未履修問題

 何で今頃「世界史未履修問題」かというと、昨日行った図書館で「文藝春秋 2月号」の塩野七生さんのコラム「日本人へ 世界史が未履修と知って」を読んだからです(ほかにも読みたい記事があったので、帰りに書店で買うて帰りました)



 イタリアの歴史教育というのは、小学校の5年間・中学の3年間・普通高等学校(大学進学者のための学校と言うことらしい)5年間通して、つまりずっと切れ目なく学ぶらしいです。高校では1年目に先史時代から始まって4大文明とギリシャ文明、2年目ではローマ史(おお!歴史の授業が大好きだった私としてはうらやましいわ)

 ヨーロッパのほかの国でも似たような事情のようです。



 そして世界史を幸い履修していた学生も駆け足で履修した学生も、教科書は捨てずに置いておくようにと2度も書いています。知力と知識のバランスが取れない大人になるという懸念と同時に、世界に出て太刀打ちできないと言う懸念もあるようです。



 日本史については、塩野さんは何も書かれていませんが、私は世界史未履修よりもっと問題だと思うのが、日本史が必修科目ではなかったことです。この問題が表面に出て初めて知りましたが、世界史未履修よりもっとタマゲました。国史を学ばなくても高校を卒業できるとは!



 私は幸いに必修科目時代の高校生だったので学びましたが、でも3年生のときだったので2月から自宅学習になるせいもあって、明治維新までしかしませんでした。私が現代史がイマイチ良くわからないのはそのせいではないかと思っています。

 自分で学べば良いことですが、歴史小説やノンフィクションなどの本を読んで個々の事件・出来事はわかっても、体系的なことが良くわからないのです。



 世界史または日本史を、受験のために履修せずに卒業した人たちが、将来歴史について知りたいと思って本を読んでも、わからないことばかりでは途中であきらめてしまうのではないかと思います。何冊も読んでいればそのうちわかってくるでしょうが。



 ところで塩野七生さんといえば、「ローマ人の物語」全15巻をついに完結されました。

 高校2年生のときに学校の図書室にあった「ルネサンスの女たち」を読んで以来のファンなので、塩野さんがローマ史を書くと知ったときは大変うれしかったのですが、書くのは大事業でしょうが読むのも大変なので途中で挫折してしまいました。

 でも完結を機会に今年また読み始めようと思います(文藝春秋と一緒に「15 ローマ世界の終焉」を買うてきました)



 15巻の巻末のリストを参考に、読んだ本・買ったけど読んでない本・買ってない本をチェックしてみました。

「9 賢帝の世紀」「13 最後の努力」「14 キリストの勝利」がなくて、実際に読んだのは「10 すべての道はローマに通ず」まで。読んだような気がするのに「9 賢帝の世紀」がないのはどうしてかな。もう一度探してみましょう。

 もっと読んでない本があると思っていましたが、これなら今から読み続けるのも可能ですね。




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辛夷(こぶし)の花芽




 


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by sacchyant | 2007-01-21 19:06 | 塩野七生さんの本 | Comments(0)