香川県丸亀市にある日本一小さい現存木造天守・丸亀城の続きです。
搦手口からまた三の丸まで登り、こんどは城の南から西側へ回ってみました。
絵図の上が搦手口下が大手門、右上が南で右下が西の方角になります。
分かりにくいですが、右のほう「本丸」と書いてある上に「三の丸井戸」とあります。ここから絵図の右側を回っている道を行きました。
三の丸井戸
山崎時代の絵図に深さ三十一間と書いてあり、抜け穴になっているという伝説がありますが、今は埋まっているらしいです。
左に写っている赤いものは曼珠沙華です。
お城に行ったのは10月5日、まだ咲いていました。一緒に咲いている紫の花はなんでしょうね。
三の丸の井戸がある石垣の角を曲がっていきます。
左下に写っているのは、吉井勇の歌碑です。
字が読みにくいですね(^^ゞ
沙弥島で詠んだという柿本人麻呂の歌です。
ポプラ社の「えんぴつで万葉集」によると「あなたに妻がいたら摘んでたべさせたでしょうね。佐美の山のうはぎの草は、もう若葉のころをすぎてはいないでしょうか」という意味らしいです。
(「えんぴつで奥の細道」のつぎは「万葉集」をしようと思って買いました)
沙弥島(しゃみじま)は人麻呂の時代は島でしたが、今は埋め立てで地続きになっています。
丸亀城・戌亥櫓跡付近から見える丸亀市と瀬戸大橋。
右の端、うっすらと見える瀬戸大橋の下に、うっすらと見えるのが沙弥島と思います。
石垣の下のすすき。ここにもまだ曼珠沙華が咲いていました。
続きます。
リンク
丸亀市役所HPの丸亀城資料
http://www.city.marugame.kagawa.jp/sightseeing/history/03/index.html
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at 2020-02-29 17:38 |
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